【名古屋市】リノベーション済み中古マンションのメリット・デメリットとは？

首都圏や大阪府などを中心に新築マンションの価格が非常に高騰しています。なんと、東京23区の新築マンション平均価格は1億1,483万円のようです。

東京23区までには至らないものの、名古屋市の新築マンションも安くはありません。民間調査会社である「不動産経済研究所」によると、2023年に名古屋市で建てられた新築マンションの平均価格は4,108万円です。

「とてもそんなに用意できない…」という声も聞こえてきそうです。そこで、注目されているのが、リノベーション済み中古マンション。

中古マンションをリノベーションすることで、新築マンションのようなきれいで新しい設備を使うことができます。

そこで今回は、リノベーション済み中古マンションのメリット・デメリットについて解説します。

名古屋市でリノベーション済み中古マンションを探している方にとって参考になる情報をお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。

リノベーション済み中古マンションのメリット

リノベーション済み中古マンションの主なメリットは以下の通りです。

 

・新築マンションより安く購入できる

・新しい設備が整っている

・実物を見てから購入できる

・すぐに入居できる

・資金計画を立てやすい

・瑕疵担保責任が2年分ある

・周辺環境がいいところが多い

それぞれについて解説します。

新築マンションより安く購入できる

一般的に、中古マンションは、新築マンションより60％ほど価格が安いと言われています。そこに、リノベーション料金がかかってきますが、新築マンションを購入するよりもずっと安く済むことも少なくありません。

新しい設備が整っている

リノベーション済み中古マンションは、キッチンやバス、トイレ、洗面台などの設備が新しくきれいなため、前に住んでいた方の使用感を感じなくて済みます。

一般的な中古マンションは、以前住んでいた方の使用感が大なり小なり気になるもの。「そういうの、ちょっと気になるんだよな…」という方におすすめです。

実物を見てから購入できる

実物を見てから購入できるのも、大きなメリットのひとつ。

たとえば、新築マンションなら完成前に購入することもあり、必ずしも完成したものを実際に見ることができるわけではありません。

その点、リノベーション済み中古マンションなら、実際に購入および入居してから、「思ったのと違った…」ということは起こりにくいでしょう。

すぐに入居できる

中古マンションを購入してからリノベーションするのもよいですが、その場合はすぐに入居することはできません。別のところで仮住まいをすることになるでしょう。

その点、すでにリノベーションされている中古マンションならすぐに入居できて便利です。

資金計画を立てやすい

リノベーション済み中古マンションは、価格が明瞭で資金計画を立てやすいというメリットもあります。

中古マンションを購入してからリノベーションする場合、中古マンション購入時には、「購入＋リノベーション」の総額がはっきりしないこともあります。

総額がはっきりしないと、「一体、いくら必要なの？」という不安があるかもしれません。

瑕疵担保責任が2年分ある

ほとんどの場合、瑕疵担保責任が2年分あるということも、大きなメリットです。

瑕疵担保責任とは、通常の注意では買主が気づかないような隠れた瑕疵（欠陥）が建物にあった場合、売主が損害賠償などの責任を負うことを指します。

宅地建物取引業法によって、売主が宅地建物取引業者（不動産会社）の場合は、2年以上の瑕疵担保責任を負うことが義務づけられています。

リノベーション済みマンションの多くは、売主が不動産会社であるため、瑕疵担保責任が最低2年あり、安心して購入することができます。

周辺環境がいいところが多い

周辺環境がいいところは、すでに住宅や店舗などで埋まっているため、新築マンションを建てる余裕がないことが多いでしょう。

しかし、中古マンションなら、駅近物件や商業施設または学校付近にある物件なども探すことができます。そういった周辺環境がいいところにある物件は資産価値が下がりにくいのもメリットのひとつです。

リノベーション済み中古マンションのデメリット

続いて、リノベーション済み中古マンションのデメリットについて解説します。主なデメリットは以下の通りです。

・設備や性能が希望に合わないことがある

・共用部分や構造が古いままの物件もある

・物件の選択肢が少ない

設備や性能が希望に合わないことがある

自分でリノベーションするのとは違って、すでに設備や性能が整っているため、自分たちの希望に合わないことも考えられます。

また、どうしてもベースは中古マンションのため、設備や性能に不十分な箇所がある可能性もゼロではありません。

共有用部分や構造が古いままの物件もある

共有部分や構造が古いままで部屋がきれいでもそのほかが気になることもあるかもしれません。

リノベーション済み中古マンションを購入するときは、共用部分や構造を補修したかどうかについても質問するとよいでしょう。

物件の選択肢が少ない

一般的な中古マンションに比べて、リノベーション済み中古マンションはそう多くありません。たとえば通勤や通学のことを考慮した希望する地域があっても、そこにリノベーション済み中古マンションがあるとは限りません。

なお、リノベーション済み中古マンションがどの程度あるのか知りたい方はこちらからご覧ください。

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後悔しないために注意すること

最後に、リノベーション済み中古マンションの購入を後悔しないために注意すべきことについて解説します。

ポイントは以下の4つです。

・リノベーション箇所や設備や性能をしっかり確かめる

・共用部分や構造の状態について確認する

・「適合リノベーション住宅」かどうか確認する

・ホームインスペクションを実施する

適合リノベーション住宅とは、一般社団法人リノベーション協会が定める規格に沿って検査やリノベーション工事がおこなわれた住宅のこと。買主に保証や住宅履歴情報の開示をおこなうことが義務づけられているため、より安心して購入できます。

また、ホームインスペクションとは、住宅診断のことで、ホームインスペクター（住宅診断士）の資格を持つ第三者に住宅を診断してもらい、改修すべき箇所や補修の時期、今後必要な費用などについてアドバイスしてもらうこと。

これらは、リノベーション済み中古マンションの見えない部分についても確認する必要性があるということを示しています。

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▽店舗情報

【店舗情報】

住所：愛知県名古屋市昭和区滝川町22-1 シェソワ滝川1F-B

最寄り駅：地下鉄 鶴舞線「いりなか」駅から徒歩3分

営業時間：10:00～19:00（定休日火曜日・水曜日）

駐車場：あり（※混雑する可能性がございますので、別途ご案内させていただきます）