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これから夏本番。真夏になると、30℃を超える日も少なくありません。
せめて家の中だけでも夏は涼しく冬は暖かくあってほしいもの。そういった快適な家づくりにおいて大切なのが、断熱性です。
しかし、なかには断熱性があまり優れていない中古マンションもあるでしょう。そこで今回は、中古マンションの断熱リノベーションについて紹介します。
たとえ築年数が古い中古マンションであっても、断熱リノベーションをおこなうことで外気温に左右されない快適な家づくりができます。参考になる情報ですので、ぜひ読んでみてください。
断熱リノベーションとは、家の断熱性を向上させ、快適な住空間をつくるリノベーションのことです。
断熱性や省エネ性については、ある一定の基準が定められており、とりわけ最近は高い水準を求められるようになっています。
しかし、築年数が古い中古マンションの場合、現在のような高い水準を満たしていないこともあります。そこで、断熱リノベーションをおこない、断熱性を高める必要が出てきます。
断熱リノベーションには5つのメリットがあります。
それぞれについて詳しく説明します。
断熱リノベーションをおこなうと、夏に涼しく冬に暖かい快適な空間をつくることができます。それは、外気の影響をあまり受けずに冷暖房の効きがよくなるためです。
外気の影響を受けやすいと、夏は冷房を付けてもなかなか冷えなかったり、反対に冬に暖房を付けてもなかなか暖まらなかったりしてしまいます。
さらに、エアコンをつけても、上のほうにばかり暖かい空気がいき、足元は冷えたままといったように室内でも温度差が生じてしまうこともあります。
断熱リノベーションをおこなうと、これらの問題を解決し、快適な住空間を実現します。
断熱リノベーションには、熱中症やヒートショックを予防できるメリットもあります。断熱リノベーションをおこなうことで、暑い部屋と寒い部屋の温度差が小さくなるためです。
つまり、健康面においても、断熱性が必要というわけです。
断熱性が高い中古マンションは、外気の温度の影響をあまり受けず、室内の温度を一定で保つことができます。そのため、効率よく冷暖房を効かせることができ、無駄なコストが発生しません。近年は、電気代が高騰していますが、エコな生活ができるでしょう。
断熱性が高い場合、室温と壁や窓の温度差が小さくなるため、結露を防止してカビの発生を防ぎます。
とりわけ、カビは鼻炎や喘息などのアレルギー症状を引き起こす原因になることもあるため、これらを防止できるのは大きなメリットです。
室内の暖かい空気は、壁や天井、床のすき間から構造部の中のほうへ流れ出ていきます。
そこに、外気からの冷たい空気が入り込むと、窓で発生するように結露ができてしまいます。木造住宅では柱や土台が腐る原因になり、建物の劣化につながることもあるでしょう。
断熱リノベーションをおこなうことで建物の劣化を防ぐ効果にも期待できます。
次に、断熱リノベーションの種類について紹介します。主な種類は以下の4つです。
それぞれについて詳しく説明します。
壁の断熱リノベーションはイメージしやすいかもしれません。中古マンションの場合は、隣接住戸がない箇所や、窓がある玄関などに施工します。
床の断熱リノベーションは、底冷えする足元の冷えを軽減させてくれます。とりわけカーペットを敷いていないフローリングは冷たさを感じるのではないでしょうか。
そこで、床上の断熱リノベーション、または、床下の断熱リノベーションをおこなう方がいます。
床上の断熱リノベーションは、内装材の張り替えと合わせて、繊維状やボード上の断熱材を施工し、床下の断熱リノベーションでは、既設床のまま床仕上げ工事はおこなわずに床下から断熱材の施工をおこないます。
夏の暑さを軽減させるためには、天井の断熱リノベーションがおすすめです。とりわけ、中古マンションの最上階に住んでいる場合、外気の影響を受けやすくなってしまいます。
そこで、屋根裏に上がって天井裏にグラスウールなど繊維系の断熱材をすき間なく敷き込んだ施工をおこなうこともあります。ほかにも施工方法がいくつかあるため、ぜひ相談してみてください。
窓は、熱の出入りが大きい箇所ですので、窓をしっかり断熱できるかが大きなポイントです。
ただし、中古マンションの場合、窓(サッシ)は共用部扱いになることが多く、個人の判断でリノベーションできないこともあります。
そのため、窓の内側に内窓を設けることで、熱の出入りを少なくする施工方法を選択することになるかもしれません。
マンションの断熱リノベーションをおこなう際に注意したいことが2つあります。
それぞれについて詳しく説明します。
中古マンションの場合、規定が設けられているため、その範囲内で断熱リノベーションをおこなわないといけません。
とりわけ玄関扉や窓は、中古マンションの共用部として扱われることが多いため、気を付けましょう。また、専用部であっても厳密に規定されている中古マンションもあります。
中古マンションの断熱リノベーションは、壁・床・天井・窓でおこなえると紹介しましたが、それらすべてを施工するのは大変なお金がかかります。
そのため、どの箇所を断熱リノベーションするか、費用対効果を考えつつ、優先順位を付けて判断してください。
今回は、中古マンションの断熱リノベーションについて紹介しました。
断熱リノベーションのことを知ってさらに中古マンションに興味を持った方に知っていただきたいのが、当社「マンション倉庫」です。
名古屋市に拠点を構える「中古マンション専門店+リノベーション事務所」です。名古屋市の物件をいくつも保有しており、リノベーションの提案もおこなっております。
名古屋市で中古マンションを探している方は、ぜひ当社「マンション倉庫」の公式ホームページをご覧ください。
また、興味を持っていただき、実際に会ってお話したいと思っていただけた方には「無料相談」をおこなっております。ご予約のうえ、ぜひご来店くださいませ。
▽マンション倉庫
【店舗情報】
住所:〒468-0058 愛知県名古屋市天白区植田西3-402
最寄り駅:地下鉄鶴舞線「植田駅」から徒歩5分、地下鉄鶴舞線「塩釜口駅」から徒歩10分
営業時間:10:00~19:00(定休日火曜日・水曜日)
電話番号:052-875-3997
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