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2025/02/17

名古屋市の中古マンション価格相場は？査定時の注意点も解説

名古屋市の中古マンションを買いたい方や売りたい方など、さまざまな方がいるはず。さて、名古屋市の中古マンションはどのくらいの価格なのでしょうか。本記事では名古屋市の中古マンション価格相場や査定時に注意したいことを解説します。

名古屋市の中古マンション価格相場は堅調

名古屋市の中古マンション価格相場は堅調です。国土交通大臣指定公益社団法人中部圏不動産流通機構の「中古マンション成約・在庫価格推移」によると、成約物件の平均価格は約2,400～2,500万円程度の横ばいとなっています。

気になるのが、在庫物件が徐々に増加しているところ。平方メートル単価は、さほど変動していないため、より条件がよい中古マンションが増えてきていると言えるかもしれません。

出典：国土交通大臣指定公益社団法人中部圏不動産流通機構｜中古マンション成約・在庫価格推移

名古屋市内でもエリアによって価格相場が異なる

名古屋市内でもエリアによって価格相場が異なります。人気があって価格相場が上がりやすいのが、昭和区・東区・千種区です。これらエリアの特徴は以下のとおり。

JR名古屋駅へのアクセスがよい
自然を感じられる
文教地区に指定されている

JR名古屋駅へのアクセスがよい

JR名古屋駅は、新幹線や東海道本線、中央線、関西本線が利用可能で、名鉄名古屋駅や近鉄名古屋駅に乗り換えられる主要な駅です。そんな名古屋駅へのアクセスがよいエリアは大変人気。

たとえば、千種駅は名古屋駅まで電車にて約10分。そんな千種区は売買取引件数が多いエリアです。千種区は中心部からはやや離れていますが、大学や高級住宅街があって、快適な住環境を備えていることが人気の理由と言えるでしょう。

自然を感じられる

周囲にコンビニやスーパーといった暮らすうえで欠かせない店舗や医療機関などがあるものの、自然を感じられるエリアは人気です。住宅地ではありますが、近くに公園があると、心にゆとりが生まれるかもしれません。

文教地区に指定されている

文教地区に指定されているエリアは人気です。文教地区とは、教育施設が多く集まるエリアのこと。名古屋市では、名古屋大学周辺の東部丘陵地一帯が文教地区に指定されています。具体的にいうと、昭和区には、名古屋大学の医学部や中京大学、南山大学などが集まっています。

こうした文教地区が人気の理由としては、教育機関が多く集まることから、それらに通学しやすく、塾といった教育機関が多くて子育てしやすい環境になっていることが考えられます。

名古屋市の中古マンション査定時に注意すること

中古マンション売却時は少しでも高く売りたいはず。そこで名古屋市の中古マンション査定時に注意することを7つ紹介します。

価格相場を事前に調べる
複数の不動産会社に査定を依頼する
査定額の根拠を確認する
査定額と実際の売却価格に差があることを理解する
売却タイミングを考慮する
中古マンションの状態を正確に伝える
簡易査定と訪問査定の特徴を理解する

価格相場を事前に調べる

中古マンションが建つエリアの価格相場を事前に調べましょう。不動産会社のサイトを閲覧したり、実際に不動産会社に相談したりして、自分で相場を把握しておくことが重要です。この際、複数の情報を参考にして、正確なデータを得るようにしてください。

複数の不動産会社に査定を依頼する

複数の不動産会社に査定を依頼すると、比較して妥当な価格で取引できます。たとえば、大手の不動産会社と地元の不動産会社の両方に依頼することで、複数の視点から査定を受けることができます。

一般的に、大手の不動産会社は全国的な知名度があり、中部地方全般の需要者層に訴求力があるでしょう。対して、地元の不動産会社は地域情報に詳しく、名古屋市周辺の需要者層の細かいニーズに対応できます。どちらの査定もぜひチェックしたいですね。

査定額の根拠を確認する

不動産会社から提示された査定額の根拠をしっかり聞くことで、信頼性を判断しましょう。たとえ思っていたより低い査定額であっても、根拠を知ると納得できるかもしれません。

査定額と実際の売却価格に差があることを理解する

査定額はあくまで参考価格であり、実際の売却価格とは異なる可能性があることを理解しておきましょう。査定額は、不動産会社が物件の条件や状態を考慮し、おおむね3か月以内で売れると予想した価格です。これはあくまで予想額であり、実際の売却価格を保証するものではありません。実際の売却価格は、売主と買主の交渉によって最終的に決定されます。多くの場合、「査定額 > 売り出し価格 > 売却価格」という順序になります。

売却タイミングを考慮する

売却タイミングを考慮して、需要が高まる時期に売り出すことも検討するとよいでしょう。一般的に、転勤者は4月と10月から配属されるため、毎年2～3月と9月が引っ越しシーズンとされています。また、築年数も考慮したいところ。一般的に、築20年が底になるとされています。あまりにも築古物件だと売れにくくなってしまいます。

中古マンションの状態を正確に伝える

査定の精度を上げるために、中古マンションの状態を正確に不動産会社に伝えることが大切です。とくに伝えたいことは以下の4つです。

築年数
建物の状態
間取り
周辺施設の充実度

不正確な情報は査定額に影響を与える可能性があります。また、よいところは積極的にアピールすると、査定額を上げることができるかもしれません。

簡易査定と訪問査定の特徴を理解する

査定方法は、簡易査定と訪問査定の2種類があります。簡易査定とは、実際に売却する不動産に現地訪問せず、データをもとに査定価格を算出する方法のこと。対して、訪問査定は、不動産会社の担当者が不動産の現地に訪問して、物件の状態や周辺環境などを確認したうえで査定価格を算出する方法のことです。

それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。下記を理解したうえで、目的に応じた方法を選びましょう。

査定方法	メリット	デメリット
簡易査定	手軽で迅速に結果が得られる	詳細情報が反映されず、精度が低い場合がある
訪問査定	専門家による詳細な査定が可能	時間がかかり、事前の日程調整が必要

名古屋市で中古マンション査定を依頼するなら「マンション倉庫」

この記事では、名古屋市の中古マンション価格相場や査定時に注意したいことを解説しました。名古屋市にある中古マンションの査定を依頼するなら、「マンション倉庫」にご相談ください。マンション倉庫は名古屋市に特化した地域密着型の不動産会社です。さまざまある不動産のなかでも中古マンションを専門的に取り扱っています。

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