【名古屋市】中古マンションを手放すなら知っておきたい仲介・買取・買取保証とは？｜お役立ちトピック｜マンション倉庫

2024/12/12

【名古屋市】中古マンションを手放すなら知っておきたい仲介・買取・買取保証とは？

名古屋市にマンションを持っていても何らかの理由で手放したいこともあるでしょう。「別の地域に引っ越すことになった」「親が施設に入居するためマンションが要らなくなった」など、さまざまな理由が考えられます。

マンションを手放すなら、少しでも高く買い取ってほしいもの。さらに、人によっては、なるべく早く手放したい方もいるかもしれません。

そこで本記事では中古マンションを手放すなら知っておきたい、仲介・買取・買取保証について解説します。それぞれの違いがよくわからない方はぜひお読みください。

仲介とは、不動産会社に買主を見つけてもらい、その買主に不動産を売却する方法のこと。仲介の場合、買主は主に個人です。

一般的に、買主を探して手放すまでに3ヵ月以上かかるとされています。不動産会社は、そのことを想定して3ヵ月程度で契約に至るような査定価格を提案します。

しかし、買主の希望や不動産の立地や状態（築年数や破損など）によっては、3ヵ月以上の売却活動期間が必要になることも。そのため、会社の異動や子どもの転校などの理由で、いつまでに不動産を手放したいという期限があるなら早めに行動することをおすすめします。

なお、不動産に興味がある方が出てきても、実際いくらで取引するか、いつ頃引き渡しにするか、などいろいろ擦り合わせないといけません。さらに、売買契約を結んだ後も不動産を手放すまでに時間がかかるため、仲介の場合は現金を手にするまで時間がかかることを考慮しておきましょう。

このあたりは、不動産会社が過去事例を紹介してくれるため、あらかじめ相談しておくと安心です。

買取とは、直接不動産会社に不動産を買い取ってもらう方法のことです。買主である不動産会社は、リノベーションや建設などをおこなって、付加価値を付けたうえで再度販売することで利益を得ます。

買取の場合、不動産会社が買い取るため、仲介のように買主を探す必要はありません。そのため、売主の意向に合わせて売買契約を円滑に進めていくことが可能です。

ただし、買取の場合、仲介よりも売却価格が低くなる傾向があります。相場よりも2～3割安くなることも。早く確実に買い取ってもらう代わりに売却価格が低くなると考えてもよいですね。

また、買取の場合、契約不適合責任（瑕疵担保責任）は免除されるのが一般的です。契約不適合責任とは、契約書とは異なる不具合が不動産にあった場合、売主が買主に対して負う責任のこと。たとえば、配管が古くなっていて漏れてしまったとき、損害賠償請求を買主から売主に求めた事例などがあります。

一般的に、仲介の場合は売主に契約不適合責任が発生する一方で、買取の場合は免除される傾向があります。

買取保証とは、仲介と買取をあわせた売却方法のことです。最初は、仲介で進めますが、もし一定期間を過ぎても売却できない場合は、仲介していた不動産会社が不動産を買い取ります。その一定期間は、3ヵ月を設定することが多いですが、このあたりも不動産会社と相談するとよいでしょう。

いずれにせよ不動産を手放すことが決まっているため、早く売りたいというわけではないけれど、必ず売却したい方におすすめの方法です。

仲介・買取・買取保証のメリット・デメリットを整理します。

	メリット	デメリット
仲介	・相場で売れる	・買主を探すのに時間がかかる・すぐには現金化できない・（一般的に）契約不適合責任を負う
買取	・買主を探すのに時間がかからない・すぐに現金化できる・（一般的に）契約不適合責任を負わなくて済む	・相場より2～3割程度低い金額で売ることになる
買取保証	・時間がかかっても買い取ってもらえる安心感がある・買取時には通常の仲介手数料が不要になることが多い	・仲介／買取のそれぞれのデメリットが発生する